「夕凪の街 桜の国」の見所は?
■佐々部監督
世界で被爆した国は日本しかなくて、だからこの映画は日本人が日本でしか撮れない映画でアメリカでもドイツでも撮れない映画なんです。だから、誇りを持って作りました。
「チルソクの夏」は下関を舞台にした下関の映画という気持ちが強いんですけど、これは広島を舞台にした映画なんですが、広島の映画という括りではなく、タイトルが「夕凪の街 桜の国」となっているように被爆してから62年経つと、それは広島・長崎だけの問題じゃなくて、日本という国の問題になってくる。その国には下関も山口県も入っているわけで、広島から下関に来られて生活されている、2世3世の方もたくさんおられると思うんですね。ぜひこの映画をそういうこともしっかり考えて、観ていただきたいなと思います。
■臼井プロデューサー
現在は戦争を体験された方がどんどんいなくなっていっています。
それは映画の業界も同じで、やはり戦後生まれの我々がそういうものに取り組んで、下の時代に引き継いでいく伝えていくということが大事だなという思いで取り組みました。
今回は文部科学省さん、日本PTA協議会とか、普通だったら推薦のところを、全部「特選」をいただき、学校関係の方にも広くPRをしておりまして、とにかく親子で観ていただいて、62年前の戦争を親子で家族で話し合っていただきたいと、そういう思いを持っております。この下関でも8月11日からスカラ座さんのご好意で上映しますので、ぜひ皆さんご覧になってください。
■桂亜沙美さん
「夕凪の街 桜の国」のホームページの一番最初に出てくる言葉が「広島のある、日本のある、世界の愛するすべての人へ」なんですけど、わたしもこの映画は、広島、日本、そして世界の方へ観ていただきたい映画だと思っています。
戦争が終わって60年たっているということは、戦争を知ってる人が、私たちのおじいちゃんの年代ででギリギリ知っているぐらいなんですよね。 戦争を体験した方から話を聞いて伝えていくのももちろんですが、こうやって戦争に関係する作品を作って、後世に残していかないといけないと思っていますし、この映画はずっとずっと皆さんに愛され続ける映画になってほしいと思います。
■三村恭代さん
戦争を体験していない私たちが、戦争というのはどういうものかとか、戦争が残した傷跡ってわかっているようでわかってないという気がするんです。それを佐々部監督が映像にしてくださって、それを見ることができるってなんか、とてもすばらしいとことだと思います。
戦争という眼を背けたくなるような現実を戦争を体験していない私たちが、眼を背けることなくちゃんとしっかり見て、こういうことがあったんだという現実を受け止めなくてはいけないと思うので、私も皆さんと一緒に、この映画の封切と同時にチケットを買って見に行きたいと思うので(笑)一人でも多くの方が見ていただきたいと思います。
映画「夕凪の街 桜の国」
7月21日(土)広島先行ロードショー
7月28日(土)全国ロードショー
詳しくはオフィシャルサイトでご確認ください。
http://www.yunagi-sakura.jp/
試写会のレポートはこちら!
http://www.cinemove.co.jp/ |